「パキポディウム」という植物をご存じですか?
近年では、多肉植物や塊根植物(コーデックス)の人気が高まる中で、ユニークなフォルムを持つパキポディウムは、特に注目を集めています!
ゴツゴツとした幹に鋭いトゲをまとい、まるでミニチュアのバオバブのようなワイルドな姿をしたものから、コロンと丸いフォルムが愛らしいものまで、その種類は実に多様。

見た目の個性がかっこいいのはもちろん、丈夫で育てやすく、美しい花を咲かせるのも魅力のひとつです!
「パキポディウムを育ててみたいけど、何から始めればいい?」
「パキポディウムはたくさんの種類があるの?」
「すでに持っているけど、もっと上手に育てたい!」
上記などをお悩みの方に、本記事ではパキポディウムの種類や特徴、育てる楽しみについて詳しく解説します。
初心者の方も安心してチャレンジできるよう、管理のポイントや注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください!
パキポディウムってどんな植物?特徴をわかりやすく解説♪
パキポディウムってどんな植物?特徴をわかりやすく解説♪
パキポディウム(Pachypodium)は、キョウチクトウ科に属する塊根植物で、ちょっと不思議な見た目が特徴の植物です!
名前の由来は、ギリシャ語の「Pachy(太い)」と「Podium(足)」からきていて、その名の通り、ずんぐりとした太い幹が魅力的ですね、、僕も最初に見たときは、「サボテンみたいだけど違うのかな?」と思ったのを覚えています!
自生地はマダガスカル島や南アフリカの乾燥地帯で、暑さや乾燥に強い植物です、、幹にたっぷり水をため込む性質があるので、水やりを忘れてもすぐに枯れることはありません!僕も何度か水やりを忘れたことがありますが、全然平気そうな顔をしていて、「強いなぁ」と感心しました、、
さらに、多くの種類が幹や枝に鋭いトゲを持っています、、これは草食動物などの外敵から身を守るためと考えられていて、自然の中で生き抜くための工夫なんですよね!実際、僕も育てているパキポディウムにうっかり触ってしまって、痛い思いをしたことがあります、、油断すると刺さるので、取り扱いには少し気をつけたほうがいいですね、、
育て方も比較的簡単で、丈夫なことも魅力です!植物を育てるのが初めての方でも挑戦しやすいと思います、、僕も最初は「難しそうだな」と思っていましたが、意外と手がかからず、今ではすっかり愛着が湧いています♪
パキポディウムの成長サイクル、、育てるならここを押さえよう!
パキポディウムは「夏型の塊根植物」と呼ばれるタイプで、春から夏に成長し、秋から冬は休眠する というサイクルを持っています、、このリズムを知っておくと、より元気に育てることができますね!
春〜夏(生育期)
この時期は葉がどんどん伸びて、新しいトゲや枝も出てきます!水をしっかりあげて、日光にしっかり当てることで、元気に育ってくれます、、僕も春先から水やりの頻度を増やしてみたら、一気に成長して驚きました!葉が増えてくると、「育ってるなぁ」と実感できて嬉しいですよね、、
秋〜冬(休眠期)
気温が下がると葉を落とし、成長がストップします、、この時期は水をあまり必要としないので、水やりは控えめにして乾燥気味に管理するのがポイントです!僕は最初、この休眠期の管理がわからず、水をあげすぎて根腐れしかけたことがあります、、なので、「水やりしないのが正解なんだ」と思っておくと安心ですね、、
また、種類によっては春や夏に花を咲かせるものもあります!独特なフォルムに可愛らしい花が咲くと、また違った魅力を感じますね、、僕はまだ花を咲かせたことがないので、いつか見てみたいと思っています♪
パキポディウムの代表的な種類を紹介!
パキポディウムには約25種類もの品種があり、それぞれに個性的な特徴があります♪
でも、「どの種類を選べばいいのかわからない」「初心者でも育てやすい品種はどれ?」と悩む方も多いのではないでしょうか?僕も最初はどれがいいのか迷いましたが、実際に育ててみると、それぞれの魅力がよくわかりました!
そこで今回は、特に人気があり、多くの愛好家に育てられている代表的な種類を紹介します♪
パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei)



初心者にも育てやすく、定番の人気種だよ♪
パキポディウムの中でも特に知名度が高く、「マダガスカル・パーム」とも呼ばれる品種です!
太く直立した幹に鋭いトゲが生え、その先端には長く細い緑色の葉が茂ります、、まるでヤシの木のような姿をしていて、観葉植物としての美しさも魅力ですね♪自生地では6メートル以上にもなる大型種ですが、鉢植えなら1〜2メートル程度でおさまります。
春から夏にかけて白く美しい花を咲かせます、、ただし、家庭で開花させるのは少し難しいので、花を見たい方はしっかりと環境を整える必要があります!
僕も最初に育てたのはこのラメリーで、とにかく丈夫で育てやすいと感じました♪乾燥にも強く、水やりを多少忘れてもへっちゃらなので、初心者の方には本当におすすめです!
▼ こんな人におすすめ!
☑ 初めてパキポディウムを育てる方
☑ 成長を楽しみながら観葉植物としても楽しみたい方
☑ なるべく手間をかけずに育てたい方
パキポディウム・グラキリス(Pachypodium gracilius)



ずんぐりした塊根が可愛い、希少で人気の高い種類だよ♪
グラキリスは、丸くふくらんだ塊根が特徴の品種です!まるでボトルのようなユニークなフォルムをしていて、塊根植物(コーデックス)らしい魅力をたっぷり楽しめます♪
鉢植えなら20〜50センチ程度に成長し、比較的小型なので室内で管理しやすい点も魅力です!さらに、春から夏にかけて黄色い花を咲かせることもあり、可愛らしい見た目との相性が抜群ですね♪
ただし、塊根部分が腐りやすいので、水やりには注意が必要です、、僕も最初は水をあげすぎて、少し根腐れさせてしまいました、、コツは「乾かし気味に育てること」です!特に冬は断水気味に管理すると、しっかりと元気に育ってくれます♪
▼ こんな人におすすめ!
☑ コーデックス(塊根植物)の独特なフォルムが好きな方
☑ インテリアとしてコンパクトに楽しみたい方
☑ 手間をかけてじっくり育てるのが好きな方
⚠ 注意点
・希少種のため、市場に出回る数が少なく、価格が高騰している傾向があります。
・水やりの管理を間違えると根腐れを起こしやすいので、乾燥気味に管理しましょう!
パキポディウム・ロスラツム(Pachypodium rosulatum)



鮮やかな黄色の花が美しい、中型の塊根種ですよ♪
ロスラツムは、比較的短い幹に塊根が発達した品種です!根元がふっくらと膨らみ、そこから枝が広がるように成長するので、盆栽のような雰囲気を楽しめます♪僕も実際に育ててみましたが、枝の広がり方が面白くて、まるで小さな樹木を育てているような感覚でした!
成長すると30〜50センチ程度の大きさになります、、コンパクトなので、室内でも管理しやすいのが嬉しいですね♪
春から夏には鮮やかな黄色の花を咲かせます!パキポディウムの中でも花の美しさはトップクラスで、開花したときの感動はひとしおです、、僕もいつか満開の花を見てみたいと思っています♪
▼ こんな人におすすめ!
☑ 美しい花を楽しみたい方
☑ 盆栽のような雰囲気の植物が好きな方
☑ 育成の難易度が少し高くてもチャレンジしたい方
まとめ
ここまで、パキポディウムの種類や特徴、そして育てる楽しさについてお話ししてきました♪
パキポディウムは、塊根植物ならではのユニークなフォルムと、育てる面白さを兼ね備えた魅力的な植物です!成長の変化を観察する楽しさや、花を咲かせたときの喜び、さらにはコレクション性の高さもあって、多くの愛好家を惹きつけています、、僕も育てるたびに新しい発見があって、どんどん魅力にハマっています♪
この植物は、ただ「飾る」だけじゃなく、じっくり育てながら自分なりの付き合い方を見つけていく「育てがいのある植物」なんですよね!
✔ 初めての方には「ラメリー」 → 丈夫で育てやすく、初心者向け!
✔ 個性的なフォルムを楽しみたいなら「グラキリス」 → 丸い塊根が特徴で、希少性も高い!
✔ 花を楽しみたいなら「ロスラツム」 → 鮮やかな黄色の花が美しい!
「パキポディウムを育ててみたい!」と思った方は、ぜひ自分にぴったりの品種を見つけて、パキポディウムライフをスタートさせてみてください♪
僕自身も、最初は「ただの珍しい植物かな?」と思っていましたが、育てるうちにどんどん愛着が湧いてきて、今では生活の一部になっています、、パキポディウムは、育てるほどにその奥深さを感じられる植物です!
ぜひじっくりと向き合いながら、その魅力を存分に楽しんでくださいね♪ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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